南日本新聞のフェリアで連載の前原総合医療病院ペインクリニック内科コンテンツ
第28弾は、しばしば坐骨神経痛と間違われる『にせ坐骨神経痛=仙腸関節痛』についてのお話です。
仙腸関節とは、腸骨と仙骨の間の結合部で、主な役割は下半身と上半身の衝撃を吸収することです。
仙腸関節痛で最も多い症状は、腰痛やお尻の痛みですが、それ以外に太ももや足の付け根にまで広がることがあります。
多くの方が悩まされている痛みにもかかわらず「年だからしょうがない」や「坐骨神経痛」と診断されるのは、仙腸関節の特徴が十分に認知されておらず、他の病気や症状と混同されるためです。
自分の症状と一致していると思った方や現在している治療の効果が思わしくない方、なるべく手術をしたくない方は一度ペインクリニック内科を受診し、早めの診断や治療をお勧めします。
フェリア紙上クリニックVol.28
Webサイトにも記事を掲載いただいています。こちらからご覧いただけますよ!(外部サイト)