2022年7月に日本ペインクリニック学会第56回学術集会が東京で開催されました。
今回、当院ペインクリニック内科部長の田代先生が一般演題(口演)の座長を務められました。
ペインクリニックを通じた痛み治療の質の向上を図るためには、教育、臨床、研究のそれぞれの充実を必要としています。
痛みを持った患者さんを中心に据えて、基礎分野、臨床分野のスペシャリストに加え、社会分野として代議士、弁護士、脚本家など、各分野でご活躍されている多職種の皆様が講師として講演されました。
各分野の縦の学びだけでなく、異なる分野を繋げるための横の学びの充実で、多種多様な分野に触れて知見を広げながら相互理解が深まる大変有意義な学会となりました。
痛みに対する治療と、痛みを訴える患者対応の多様性を共有することで、今後のペインクリニック医として進むべき方向性を模索しつつ、当院ペインクリニック内科を受診される患者様に対する治療の選択肢を広げ還元することで、少しでも安心してご利用いただける環境構築に努めてまいります。